やさしく学ぶ統計学¶
記述統計から数理統計まで、図とシミュレーションで直感的に学ぶ無料の統計学教材です。
「平均と分散」から始めて、確率・確率分布、大数の法則と中心極限定理、推定と検定、回帰分析、ベイズ統計まで、 「なぜその公式になるのか」がわかる ところまで、ひとつながりの道筋で学べるように作りました。
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図が豊富
120点以上の図で、数式の意味を「見て」理解できます。分布の形、信頼区間の意味、検定の仕組みも一目でわかります。
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動かして体感
ブラウザで動く12個のシミュレーションを用意。中心極限定理や信頼区間、検出力を、自分で手を動かして確かめられます。
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数理統計までしっかり
最尤法、フィッシャー情報量、クラメール・ラオの不等式、ネイマン・ピアソンの補題まで、証明つきで扱います(証明は折りたたみ式)。
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練習問題つき
全章に解答つきの練習問題があります。理解度を確かめながら進めましょう。
学習の道のり¶
graph LR
P1["第1部<br>データを要約する<br>(記述統計)"] --> P2["第2部<br>確率と確率分布"]
P2 --> P3["第3部<br>極限定理<br>(大数の法則・中心極限定理)"]
P3 --> P4["第4部<br>推測統計<br>(推定・検定)"]
P4 --> P5["第5部<br>統計モデリング<br>(回帰・分散分析・ベイズ)"]
目次¶
第1部 データを要約する¶
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 第1章 データの種類と可視化 | 母集団と標本、変数の種類、度数分布表とヒストグラム |
| 第2章 代表値と散らばり | 平均・中央値、分散・標準偏差、箱ひげ図、標準化 |
| 第3章 2つの変数の関係 | 散布図、共分散、相関係数、相関と因果 |
第2部 確率と確率分布¶
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 第4章 確率の基本 | 確率の公理、条件付き確率、独立、ベイズの定理 |
| 第5章 確率変数と確率分布 | 確率関数、確率密度関数、累積分布関数 |
| 第6章 期待値と分散 | 期待値の線形性、チェビシェフの不等式、積率母関数 |
| 第7章 代表的な離散分布 | 二項分布、ポアソン分布、幾何分布、超幾何分布 |
| 第8章 代表的な連続分布 | 正規分布、指数分布、ガンマ分布、ベータ分布 |
| 第9章 多次元の確率分布 | 同時分布、独立、共分散、条件付き期待値、2変量正規分布 |
| 第10章 確率変数の変換 | 変数変換、ヤコビアン、畳み込み、再生性 |
第3部 極限定理¶
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 第11章 大数の法則 | 確率収束、大数の弱法則の証明、モンテカルロ法 |
| 第12章 中心極限定理 | 分布収束、中心極限定理の証明、正規近似、デルタ法 |
第4部 推測統計¶
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 第13章 母集団と標本分布 | 不偏分散、カイ二乗分布、\(t\) 分布、\(F\) 分布 |
| 第14章 点推定 | 不偏性・一致性・有効性、最尤法、クラメール・ラオの不等式 |
| 第15章 区間推定 | 信頼区間の意味、母平均・母比率・母分散の区間推定 |
| 第16章 仮説検定の考え方 | \(p\) 値、2種類の過誤、検出力、ネイマン・ピアソンの補題 |
| 第17章 いろいろな検定 | \(t\) 検定、カイ二乗検定、ノンパラメトリック検定 |
第5部 統計モデリング¶
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 第18章 回帰分析 | 最小二乗法、決定係数、回帰係数の推測、重回帰 |
| 第19章 分散分析 | 平方和の分解、\(F\) 検定、多重比較、交互作用 |
| 第20章 ベイズ統計入門 | 事前分布と事後分布、共役事前分布、信用区間 |
付録¶
付録A 数学の準備 / 付録B 確率分布一覧と数表 / 付録C 記号と用語 / 付録D 参考文献と次のステップ
この教材について¶
- 対象:統計学を初めて学ぶ大学生・社会人、統計検定(2級〜準1級)を目指す人(各級との対応表)、数理統計学の基礎を固めたい人
- 前提知識:高校数学(数学II・B 程度の微分積分)。必要な数学は 付録A にまとめています。
- 進め方:はじめての人は この教材の使い方 を読んでから始めてください。
本文は CC BY 4.0、図を生成するコードとシミュレーションは MIT ライセンスで公開しています。 誤りの指摘や改善の提案は GitHub の Issue でお気軽にどうぞ。